大江戸線は運転を見合わせています
今日は学校の日で、週の後半の授業は1週間の仕事の疲れも上乗せされて、
帰路は相当ぐったりしてしまいます。
22:00前に大江戸線に乗り換えます。
あぁ、電車が来た来た!
と、思ったらそばにいた駅員さんが
「お客さん!お客さん~!」と叫びます。
「えっ?!」
ざわざわ、後ろいた人々はキャーと叫びつつ後ろに下がったので、
私も恐怖でキャーと同じ行動をしました。
多くの人は、「なんだなんだ?」とホームを覗き込む行動でした。
しばらくしての駅員さんの初めてのアナウンスは、
「人身事故が起こってしまいました」 でした。
”しまいました。”は、まさにぴったりです。
私は動揺してショックで泣きそうになりました。
でも、他の人は「好奇心の顔」が多かったように思えます。
中には、「早く出せー!!」ってよくニュースで報じられるような罵声を飛ばすおじさんも。
今も大江戸線は動いていないと思います。
自分がショックな理由を洞察。
現場からは離れていたので詳細を見たわけではありませんが。
駅員さんが「お客さん!」と叫んだときはまだ生きていたのよね。
同じホームに「死」を覚悟した人がいた。っていうことの衝撃と切なさ。
悲しいことに「人身事故」って言葉の響きはとても軽いです。
そうしてその詳細はほとんど報道されません。
なんとか一命をとりとめていればいいなと思っています。