活火山の麓で
ちょっと前までは有料道路だったのですが、最近無料になったそうです。
展望台から、活火山の普賢岳を眺めます。
もっと上はロープウェイで登ることができます。
豪快ですね。
下の方を眺めるとこのような風景。(島原、有明海側です)
なだらかな平和な風景ですが・・・実はとんでもないのです。
15年ほど前?の大噴火で、火砕流が流れた道ですね。
この後、この下に移動した写真をお見せします。
反対の方の風景はこちらです。(千々石の方かな?)
遙か下の方に海が見えますね。
そろそろ山を下りましょうか。
このモダンな建物は、「雲仙岳災害記念館 がまだすドーム」です。
熊本出身のHさんから。「なかなかいいよ~」との情報を得て、行きたいな♪と思っていました。
お金がかかっている施設ですね。
所々に案内してくれるきれいな女性がたっていて、説明してくれます。
噴火時の様子を体感できるバーチャルシアターもあり、ちょっとした遊園地感覚。
大変満足しました。
「がまだす」というのは、島原地方の方言で「がんばる」という意味です。
長崎では使いませんけどね。
ちょうど私たちが訪れた時に、どっかのお偉いさんの視察があったようで、
関係者がたくさん集まってお出迎えしていました。 どちらのどなたさんなのでしょう??
最近、島原半島が「ジオパーク」に認定されたようなので、その関係なのでしょうか?
ジオパークの情報については→こちら。
どうやら認定された直後(8月22日)に私たちは訪れたので、その関係者ですね~。
そういう情報ってあまりニュースでは報道されないような気がします。
いい話なのにね。
すぐ裏はもう海でした!のどかですね。
向こうの小さな島は、大昔の噴火でできた島らしいですよ。
下から眺める普賢岳です。
あの上から溶岩(火砕流)が流れてきたんですね。火砕流っていう言葉が有名になったのも
この噴火だったように思えます。
噴火は長い期間にわたり、このあたり”みみなし川流域”では報道関係者の犠牲者が多かったのです。
(がまだすドームで記憶が甦りました。)
ちょっと迷いながら被災した小学校を見学に行きました。
「旧大野木場小学校」 小学校自体は離れた場所に移転してしまいましたが、
後世のために被災したままの状態で保存されています。
幸運なことに犠牲者は一人もいなかったそうです。