佐賀の温泉 「嬉泉館」 嬉野温泉
弱アルカリ性重曹泉(ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉)源泉84度 PH8.4
長崎に住むものにとっては、嬉野は長崎感覚。身近な温泉ですよ。子供のころ、「嬉野温泉センター」によく行っていました。でも、どんな泉質なのかは全然覚えていなくて、再訪を熱望していました。
はて??、どこの湯がいいのでしょうね?
嬉野は昔から栄えていた華やかな温泉地です。かつては佐賀の鍋島藩ゆかりの地だったりしています。
遠山の金さんも入浴したと言う記録もあるそうですよ。
そんなわけで、昔から大きな旅館ががんがん建っていて、湯量豊富な割には、循環風呂が多いというのが現実です。宴会温泉地でもあったのです。悲しい・・・。
ネットで激しく調査し、温泉協会にも問い合わせて、一番確実だったのがここ「嬉泉館」です。
久々に訪れた7月も末の真夏の嬉野は、倒れるくらいに暑かった・・日陰が無い・・大きな旅館があるわりに、ひなびた(寂れたが正しいかな?)印象。地方都市ですものね。子供のころとあまり変わっていないみたい。
噂どおり、ここの湯は素晴らしかった!!
源泉ごと、自宅に持ち帰りたいものだと、熱く思ってしまうほどです!
浴槽がふたつあります。微妙に熱めと、ぬるめに調整しているらしいのですが、あまり差は感じませんでした。84度と源泉(自家)の温度が高いから、前の日の夜に湯を抜いて、も一度張って、一晩かけて冷ますそうです。源泉蛇口からは微量の湯が掛け流されています。
・・・・・「つるつる」です!!
見た目は無色透明なのですが、浸かってみるとつるつる&すべすべ感が素晴らしく、
あがりたくなくなります。
先客のおばさまはファンの方で
「多いときは1週間に一度来るわよ。あまり人には教えたくないの♪この湯をペットボトルに詰めていって、美容液にするのよ」 とおっしゃっていました。なるほど!
次回は、空いたペットボトルを持参します!
アルカリ性なので、飲んでも美味しいです。体の中からすっかりきれいになりそう。
とっても、とっても気に入ってしまって、帰りたくなかった・・・・。
今度来るときは宿泊して、3回は入浴してですね~、”つるつる三昧希望”です。
共同浴場のレトロな「古湯」も復活させてください!!
■嬉野は茶どころで有名です。盆地なの。縮れたお茶の葉で、ほんのり甘いお味です。
なるべくお茶は実家から、嬉野茶を送ってもらいます。そのぎ茶か八女茶でもOKよ。