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ワタシノムネ、アナタトオナジ

すっかりブログを放置していました(汗)

先日1週間ほど、長崎に帰省していました。
また長崎の事など書いていきますね♪

それにしても、5月下旬というのに長崎は暑かったです。
湿度が高いので、太陽が出ると酷い暑さになって・・グロッキーでした。
帰省前日に食あたりなのか胃を壊してまして、
そのまんま、暑かったのでビールをぐびぐび飲んだり、
ご馳走をたくさんいただいてしまって、これもいけませんでしたね。

東京に戻る前日に、近所の有名観光地「大浦天主堂(国宝)」を訪れてみました。

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これぞ、長崎って感じでしょ?
拝観料を払って中に入るのは久々でした。

内部は撮影禁止なので、外部からの写真しかありません。

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礼拝堂に座って、録音された案内を聴いていました。
下に転載したのは、大浦天主堂の公式HPからです。


日本は当時まだ禁教令下にありましましたが、
フランス人のために1864年(元冶元年)大浦天主堂が完成しました。

翌年1865年2月17日、ジラール教区長により天主堂は
「日本26聖人殉教者天主堂」と命名、献堂されました。

それから一ヶ月後の3月17日、当時「フランス寺」と呼ばれていた天主堂に、
珍しい西洋風の建物を一目見ようと、見物人が大勢来ていましたが、
その客にまぎれて、浦上の隠れキリシタンたちがやって来ました。

そして聖堂内で祈るプチジャン神父に近づき、「ワタシノムネ、アナタトオナジ」、
つまり、私たちもあなたと同じ信仰をもっています、とささやいて信仰告白した後、
「サンタ・マリアの御像はどこ?」と尋ねました。

そこで、プチジャン神父は大喜びで彼らをマリア像の前に導いたのです。
こうして、プチジャン神父によってキリスト信者が発見されました。

その後、五島、外海、神の島など長崎県の各地から、
また、遠くは福岡県の今村からまでも、うわさを聞きつけたキリシタンたちが名乗りをあげにやってきたと言われています。


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こちらが礼拝堂の中のマリア像(HPからお借りしました)
優しく可愛らしいマリア様ですね。

私は、何故だか録音した案内を聴いて、勘違いしていました。
隠れキリシタンたちが、マリア像の前に来たとき、そのマリア像が、そう語りかけたのだと思ってました。
・・・「ワタシノムネ、アナタトオナジ」

いずれにしても感動的なお話です。

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上の写真もHPからお借りしています。
素朴で美しいゴシック様式の内部です。

私はクリスチャンではありませんが、この近くにある、カトリックの幼稚園に通いました。
年に2回はミサで、大浦天主堂を使用していたことを覚えています。

ただ、怖いイメージがありました・・・。

今はもうないのですが、礼拝堂の壁という壁に、
磔になって殉教の大きな絵が(たぶん二十六聖人の殉教の)掛けられていたんです。

子供心に・・・・恐怖でした。
無理もありませんよね。


もう今は掛けられていませんので、ご安心下さいね。
by harumisan | 2013-06-01 18:52 | 長崎

自由人になりました♪毎日楽しく暮らしています。


by harumisan