美しく・・・冷たい硫黄のお湯
「保科館」をチェックアウトして、宿の車である場所まで送っていただきました。
ある場所というのはバスの終点なのですが、
そこに絶品のお湯が待っているのです。
「渋御殿湯」です。 古びた感じの旅館です。
立ち寄り湯は10時からのスタートなのですが、
既に私たちを含めて4組のお客さんが待っています。妙な連帯感♪
浴室に入ってからも、その中の可愛い女性がとてもフレンドリーなせいで話が弾み、
初対面なので楽しいコミュニケーションができました。こういうのっていいよね!
ここの湯はの特徴は、20数度の単純硫黄泉の冷鉱泉だということです。
わかしていない、源泉そのものの小さな湯壺があるというのが評価に値します!
とっても美しいたたずまいです!!
青い色の中に、石膏をとかしたような白い硫黄が混じっています。素晴らしい・・・。
もちろんお湯はこれだけではないですよ。
沸かした浴槽が隣にちゃんと存在しています。
この写真は、蓋がまだかぶっていますね。。
実は、冷鉱泉を沸かして、濾過循環させて、塩素まで入れちゃっているんですけどね。
透明なお湯になってます。
それでも、硫黄の香りのするいい十分いいお湯だと思えるのは救い。。です。
もちろん、この暖かいお湯にしばらく浸かっていないと、源泉には入れないのです!
ほかほかになってきたら、冷たい源泉にチャレンジするのです。
じわじわ・・・おそるおそる・・・足を狭くて深い浴槽に入れます。
しばらくは足だけをつけています。
慣れたところで、ふたたび意を決して、じわじわ・・と、体を沈めていきます・・・
うぁ~!心臓マヒになりそう!でもじっと我慢。
そうすると、不思議です。だんだんと冷たさに慣れていくんですよね。
暖かささえ感じる。なかなかの快感です。
これを何度か繰り返すってわけです。
イベントっぽいというか、修行っぽいと言うか。(笑) 楽しいです。
こういうのって、血行が良くなるから、冷え性の人のショック療法やダイエットにも
いいのじゃないかなー??
源泉を舐めてみたら、レモン味でした。
気に入りました。燃えます!!
浴槽は別にも実はあって、
そちらの方は、「足元湧出」という温泉マニア垂涎の浴槽なのです。
だけど・・宿泊者・休憩の方専用になっているんですよね。
いつか体験したいものです。