春の日の女のゆび

牛歩のOG合唱団ですが、今年初夏の3年ぶりの公演を控えて、
ようやく指揮者のO谷先生の練習日が2月に決まりました。ほぉ~。
今日の練習は私にとって歌い初め。
O谷先生の日が近いのでなかなか濃い練習となりました。嬉しい。
(何度も書いてるけど、歌うと会社のもやもやを発散できるもんねー)

課題は、西村朗作曲・大手拓次作詞 「秘密の花」です。

濃いです。エロいです
この作品に触れるまで大手拓次の名前を知らなかったのですが、魅力的な詩人です。
しかも昭和9年にはなくなった方なんですよね。
合唱団のおばさまによると「大正ロマンの人なのよ」ですって。
詩の内容は鳥肌がたつほどエロチックです。
「性」に時代は関係ないので、古さは感じない。
むしろ、そんな昔に生きた人なんだと感慨です。
思わず詩集も買ってしまいました。

「秘密の花」は、5つの作品からなる組曲です。
私の今のお気に入りは、4つめの「ゆびⅠ」と、終曲の「ゆびⅡ」です。

ピアノ伴奏もあるので、音は難しくないのですが、発声が乱れやすいし、
その上高音のロングトーンがあるのが厳しい。
それからもちろん日本語の歌詞を理解し、表現しないといけませんね。

このあまりにエロい歌詞を・・・理解・・・。むむむ。
拓次の詩は著作権フリーなので、ここにご紹介しますね。
いっしょに理解しましょうよ。

最初の部分はソプラノのみが歌詞を歌います。
ぬめぬめとなまめかしく歌わなくてはいけないのに、まだ息も絶え絶えって感じです。
難しいですよー。(ソプでなくて良かったかも?)


4.ゆびⅠ (原題:春の日の女のゆび)

この ぬるぬるとした空気のゆめのなかに、
かずかずのをんなの指という指は
よろこびにふるへながら かすかにしめりつつ、
ほのかにあせばんでしづまり、
しろい丁字草のにほひをかくして のがれゆき、
ときめく波のやうに おびえる死人の薔薇をあらはにする。
それは みづからでた魚のやうにぬれて なまめかしくひかり、
ところどころに眼をあけて ほのめきをむさぼる。
ゆびよ ゆびよ 春の日のゆびよ、
おまへは ふたたびみづにいらうとする魚である。

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by harumisan | 2008-01-12 18:58 | 音楽活動♪合唱

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by harumisan