頸をくくられる者の歓び

前回に引き続き、
OG合唱団で練習中の 西村朗作曲 大手拓次作詞 「秘密の花」の話です。

実はこの合唱団では再演になります。
20年ほど前に歌ったことがあるそうです。(このころはO谷先生指揮ではありません)
その頃の指揮者の元ではなかなかうまく歌えなかったそうですが、
一度西村朗さんに指導に来ていただいたことがあって、(すごいなー!)
そのときはうまく歌えたそうです。やっぱり指導者って大事です。
私たちを乗せてくれなきゃね。

団の知り合いの中に西村氏と親しい方がいらっしゃって、”招待状を出しましょうよ。”
とかいう話になってますが・・・・。ちょっとこわいわ。
でも、O谷マジックで、私たちのおぼつかない歌声が変えられて、いい演奏が出来るようになればもちろん聴いていただきたいわけで。
まずは、O谷練習が楽しみです♪

もうひとつのお気に入りの「ゆびⅡ」
これはまさに、「愛の流刑地」です。というより、大手さんの方が先ですから
渡辺淳一氏が大手さんに影響されたと言うべきでしょうね。

OG合唱団は60代の方が多いです。
で、こんなエロい詩はもしかして「きもい」ものになりはしないかというのが懸念されます。
おばちゃんちっくじゃなくて、年齢を超越した透明感のある声で表現すればなんとかセーフ
かなぁ?眼をつぶって聴いていただいて・・ですね。
(いい感じに成熟した私の年齢にはぴったりだとは思いますが・・・・w?)


終曲 「ゆびⅡ」 (原題:頸をくくられる者の歓び)

指をおもうているわたしは
ふるへる わたしの髪の毛をたかくよぢのぼらせて、
げらげらする怪鳥の寝声をまねきよせる。

ふくふくと なほしめやかに香気をふくんで 霧のやうにいきりたつ

あなたの ゆびのなぐさみにために、
この 月の沼によどむやうな わたしのほのじろい頸をしめくくってください。

わたしは 吐息に吐息をかさねて、
あなたのまぼろしのまへに さまざまな死のすがたをゆめみる。

あつたかい ゆらゆらする蛇のやうに なめらかに やさしく
あなたの美しい指で わたしの頸をめぐらしてください。

わたしの頸は幽霊船のやうにのたりのたりとして とほざかり、
あなたの きよらかなたましいのなかにかくれる。

日毎に そのはれやかに陰気な指をわたしにたはむれる。

さかりの花のやうにまぶしく あたらしい恋人よ、
わたしの頸に あなたの うれはしいおぼろの指をまいてください。



歌詞の中に「怪鳥」という言葉があります。
最初、詩も読まないまま初見で歌わされた時、何かと思いましたよー。
しかも強調するような音形になってまして。
「かいちょーの!」 ”かいちょう”って、「会長」さん? 「快腸」なのか??

曲の中で、あたかも頸をしめられて息も絶え絶え・・・・・になり・・というくだりがあって、
その後ピアノの間奏があり、新しく歌い始める部分があります。
「あなたの~たましいの中に~かくれる~、ひごとに~・・・」
やけに明るい・・・明るすぎて脳天気で、私はとてもコワイ!!

ソプラノのMちゃんは、「開放的な感じで好きなのよねー!」と言った。
息が絶えた後の開放感・・・ですか!?

狂気を私は感じますね。
しかもメゾの音が音痴っぽくてとりづらいので特に。
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by harumisan | 2008-01-13 14:42 | 音楽活動♪合唱

自由人になりました♪毎日楽しく暮らしています。


by harumisan