2008年 02月 17日
三つ星レストランに行きました
三つ星レストランに行ってきました。はい「カンテサンス」@白金台です。
行きたいお店の候補にはあったのですが、昨年末のミシュラン騒動のお陰で
手が届きにくいお店になってしまったかな。しまったな~と思ってました。
そんな折りに、mixiの某グルメの会で「カンテサンス・ランチ会」のイベントが
募集されまして、運良く初参加となりました。
とっても楽しみです♪
数ある東京のフレンチ料理店の中でも、前衛的でモダンな・・・というイメージがありました。
古典的なフレンチも好きですが、対極にあるモダンなフレンチも是非体験してみたかった。
30代前半の若きシェフのポリシーは 、
1.プロデュイ(素材)を尊重する
2.キュイソン(火の入れ方)を追求する
3.アセゾネ(味付け)を配慮する だそうです。
お店は、プラチナ通りからちょっと脇に入った場所にあります。
やはり内外装も黒っぽくてモダーンな作りになっています。
訪れた日は、「雪が降るぞー!」とさんざん予告された日でどんより灰色の空のお昼でした。だから良かったのですが、どっちかと夜に訪れたいお店の感じですね。
私たちは総勢10名でしたので、個室に通されました。
ランチコースはおまかせの7500円のみで、全7皿。
まず、最初のお料理は・・・・「焼き芋」でした!
左は、きんとき芋のスイートポテト。
お砂糖は使われておらず、塩の味が甘さを引き立てます。
右は、お芋のスープ。そのままグラスからぐびっと飲みます。
やはりさっぱりと甘くなく、お塩の味が印象的。
なんか健康的ですねぇ・・・。
それから、「山羊のフレッシュミルクのババロア 」
これはこのお店のスペシャリテだそうです。
山羊のチーズババロアは酸味があって、シェフお気に入りの南伊だったか南仏だったかの
濃い緑色のオリーブオイルがとろりとかかっています。
やはりゲランドのお塩がぱらぱらと・・。
上に百合根とマカダミアナッツのスライスがのっかってます。
山羊乳・オリーブ・塩のマリアージュが口の中で濃厚に、感じられます。
百合根の食感も面白い。
まだまだ前菜は続きますよ。
これもまたケーキみたいに色鮮やかで目を楽しませてくれますね。
「ホタテと里芋のタルト」です。
赤いソースは、レッドベリー系ではなくて、ビーツのソースです。
底には薄いタルト生地が敷かれています。
付け合わせの野菜は、ういきょうとりんごです。
ホタテと里芋だなんて面白い取り合わせです。
ひんやりしてあっさりとした健康的な味です。和食にも通じる感じですね。
それからお魚料理です。
これは皆さんの評判が高かったお皿ですね。
「石鯛のロースト」です。
シェフのこだわりの「キュイソン・ナクレ」という焼き方だそうです。
白身は火を通しすぎず、うまみが閉じこめられ、瑞々しいお味。
そして、皮がかりっと美味しいのです。魚の皮って美味しいねぇ~。
私の大好きな川魚の美味しさと似ているような気もしました。
あわあわしたソースは、ふきのとう。
そういえば、春の山菜の季節ですね・・(天ぷら食べたい。)
モダンなフレンチの予想通り、お料理はどれも「ちょっぴり系」でした。
しかし、お料理最後のお肉料理のボリュームにびっくり!!
「佐賀産の酵素ポーク 」です。
写真ではよくわからないかもしれませんが、今までのお皿と全然違う量です。
びっくりしちゃうじゃないですかぁ!でも男性にとってはこのくらいの量がないと物足りないですよね?
この豚肉の脂身は余分な脂を落としており、残りはゼラチンとコラーゲンなんですって!(嬉)
確かにそんなしつこくない味でした。
みかんのソースと、ゲランドのお塩が添えられています。
「インカの目覚め」という品種の熟成されたジャガイモがサツマイモのように甘くて美味しかったです。
こちらで出されるパンは、酸っぱいライ麦味の「パン・ド・カンパーニュ」素朴な味です。
そうそう、パリのシェルシェミディ通りのポワラーヌのパンに似てますね!
(お店の名前を思い出すのに苦労した・・)
デザートは「ココナッツのババロア 」です。
おっと、またまた緑色のオイルですよ。黒いのはエスプレッソのソースです。
まったりオイルと、ほろ苦いエスプレッソの風味、ババロアの控えめな甘さ・・・
特に苦さが気に入りました。
ふたつめのデザートは、「メレンゲのアイスクリーム」
さくさくした食感で、キャラメルの風味、甘くなくていい感じです。
栗のリキュールが添えられていて、かけていただきます。
甘い物が苦手な方でもいただけるデザート達です。
そしてコーヒーです。
帰るときは、シェフみずからお見送りをしていただきました。
ついつい、私もシェフと一緒にお写真までも撮っていただきました♪(ミーハー?)
ミシュランガイドにサインをしていただいたいる参加者もおり(笑)
生意気に総括です。モダンで前衛的なフレンチ・・・つまりちょっぴり系なわけです。
でも、ひとつひとつのお皿が個性的で素材の味を生かしたフレッシュな味わいで、
どれも忘れられないものでした。
ちまたに「ちょっぴり系」のお店っていっぱいありますが、それらは皿数が多いだけで
印象が薄くなることがたびたびです。ひとつひとつのお皿の個性がない。
なんだったらひとつのお皿に盛り合わせてよ!と思っちゃう。
カンテサンスは違います。
意欲的な組み合わせもあるので、保守的な舌をお持ち方は苦手かしら?
次回訪問の時に、以前の訪問日を伝えると、重ならないお料理を出してくださるそうです。
業務日誌をつけてらっしゃるのかしら?いつもサプライズでありたいですものね。
いったいどのくらいのレパートリーがあるのかしらね~?
参加者の間では「サービス」に対する不満がちらほら。。
私は、やや堅苦しい感じがしました。もっとくだけ過ぎない程度にフレンドリーでもいいのにな、と思いました。
夜の雰囲気のお店なので、次回は夜に訪れてみたいですね。・・・でも高いんですっ!
予約は2ヶ月前の予約受付だそうですよ。休日ランチは大変そうですね・・・。
【御礼】
企画してくださったT~さん:素敵なお店の企画ありがとうござます。
またいろいろ参加させていただきますね。お財布と相談しつつ・・(汗)
S香さん:テキスト参考にさせていただきました。
シェフ:美味しいお料理をこれからもよろしくお願いいたします。
行きたいお店の候補にはあったのですが、昨年末のミシュラン騒動のお陰で
手が届きにくいお店になってしまったかな。しまったな~と思ってました。
そんな折りに、mixiの某グルメの会で「カンテサンス・ランチ会」のイベントが
募集されまして、運良く初参加となりました。
とっても楽しみです♪
数ある東京のフレンチ料理店の中でも、前衛的でモダンな・・・というイメージがありました。
古典的なフレンチも好きですが、対極にあるモダンなフレンチも是非体験してみたかった。
30代前半の若きシェフのポリシーは 、
1.プロデュイ(素材)を尊重する
2.キュイソン(火の入れ方)を追求する
3.アセゾネ(味付け)を配慮する だそうです。
お店は、プラチナ通りからちょっと脇に入った場所にあります。
やはり内外装も黒っぽくてモダーンな作りになっています。
訪れた日は、「雪が降るぞー!」とさんざん予告された日でどんより灰色の空のお昼でした。だから良かったのですが、どっちかと夜に訪れたいお店の感じですね。
私たちは総勢10名でしたので、個室に通されました。
ランチコースはおまかせの7500円のみで、全7皿。
まず、最初のお料理は・・・・「焼き芋」でした!
左は、きんとき芋のスイートポテト。
お砂糖は使われておらず、塩の味が甘さを引き立てます。
右は、お芋のスープ。そのままグラスからぐびっと飲みます。
やはりさっぱりと甘くなく、お塩の味が印象的。
なんか健康的ですねぇ・・・。
それから、「山羊のフレッシュミルクのババロア 」
これはこのお店のスペシャリテだそうです。
山羊のチーズババロアは酸味があって、シェフお気に入りの南伊だったか南仏だったかの
濃い緑色のオリーブオイルがとろりとかかっています。
やはりゲランドのお塩がぱらぱらと・・。
上に百合根とマカダミアナッツのスライスがのっかってます。
山羊乳・オリーブ・塩のマリアージュが口の中で濃厚に、感じられます。
百合根の食感も面白い。
まだまだ前菜は続きますよ。
これもまたケーキみたいに色鮮やかで目を楽しませてくれますね。
「ホタテと里芋のタルト」です。
赤いソースは、レッドベリー系ではなくて、ビーツのソースです。
底には薄いタルト生地が敷かれています。
付け合わせの野菜は、ういきょうとりんごです。
ホタテと里芋だなんて面白い取り合わせです。
ひんやりしてあっさりとした健康的な味です。和食にも通じる感じですね。
それからお魚料理です。
これは皆さんの評判が高かったお皿ですね。
「石鯛のロースト」です。
シェフのこだわりの「キュイソン・ナクレ」という焼き方だそうです。
白身は火を通しすぎず、うまみが閉じこめられ、瑞々しいお味。
そして、皮がかりっと美味しいのです。魚の皮って美味しいねぇ~。
私の大好きな川魚の美味しさと似ているような気もしました。
あわあわしたソースは、ふきのとう。
そういえば、春の山菜の季節ですね・・(天ぷら食べたい。)
モダンなフレンチの予想通り、お料理はどれも「ちょっぴり系」でした。
しかし、お料理最後のお肉料理のボリュームにびっくり!!
「佐賀産の酵素ポーク 」です。
写真ではよくわからないかもしれませんが、今までのお皿と全然違う量です。
びっくりしちゃうじゃないですかぁ!でも男性にとってはこのくらいの量がないと物足りないですよね?
この豚肉の脂身は余分な脂を落としており、残りはゼラチンとコラーゲンなんですって!(嬉)
確かにそんなしつこくない味でした。
みかんのソースと、ゲランドのお塩が添えられています。
「インカの目覚め」という品種の熟成されたジャガイモがサツマイモのように甘くて美味しかったです。
こちらで出されるパンは、酸っぱいライ麦味の「パン・ド・カンパーニュ」素朴な味です。
そうそう、パリのシェルシェミディ通りのポワラーヌのパンに似てますね!
(お店の名前を思い出すのに苦労した・・)
デザートは「ココナッツのババロア 」です。
おっと、またまた緑色のオイルですよ。黒いのはエスプレッソのソースです。
まったりオイルと、ほろ苦いエスプレッソの風味、ババロアの控えめな甘さ・・・
特に苦さが気に入りました。
ふたつめのデザートは、「メレンゲのアイスクリーム」
さくさくした食感で、キャラメルの風味、甘くなくていい感じです。
栗のリキュールが添えられていて、かけていただきます。
甘い物が苦手な方でもいただけるデザート達です。
そしてコーヒーです。
帰るときは、シェフみずからお見送りをしていただきました。
ついつい、私もシェフと一緒にお写真までも撮っていただきました♪(ミーハー?)
ミシュランガイドにサインをしていただいたいる参加者もおり(笑)
生意気に総括です。モダンで前衛的なフレンチ・・・つまりちょっぴり系なわけです。
でも、ひとつひとつのお皿が個性的で素材の味を生かしたフレッシュな味わいで、
どれも忘れられないものでした。
ちまたに「ちょっぴり系」のお店っていっぱいありますが、それらは皿数が多いだけで
印象が薄くなることがたびたびです。ひとつひとつのお皿の個性がない。
なんだったらひとつのお皿に盛り合わせてよ!と思っちゃう。
カンテサンスは違います。
意欲的な組み合わせもあるので、保守的な舌をお持ち方は苦手かしら?
次回訪問の時に、以前の訪問日を伝えると、重ならないお料理を出してくださるそうです。
業務日誌をつけてらっしゃるのかしら?いつもサプライズでありたいですものね。
いったいどのくらいのレパートリーがあるのかしらね~?
参加者の間では「サービス」に対する不満がちらほら。。
私は、やや堅苦しい感じがしました。もっとくだけ過ぎない程度にフレンドリーでもいいのにな、と思いました。
夜の雰囲気のお店なので、次回は夜に訪れてみたいですね。・・・でも高いんですっ!
予約は2ヶ月前の予約受付だそうですよ。休日ランチは大変そうですね・・・。
【御礼】
企画してくださったT~さん:素敵なお店の企画ありがとうござます。
またいろいろ参加させていただきますね。お財布と相談しつつ・・(汗)
S香さん:テキスト参考にさせていただきました。
シェフ:美味しいお料理をこれからもよろしくお願いいたします。
by harumisan
| 2008-02-17 13:50
| 美味しいもの☆