カテゴリ:映画・book・art( 52 )

六本木ヒルズでやっている「古代エジプト展」に行ってきました。
エジプト展と言っても、あちこちでいろんな展覧会がありがちですが、
目玉は、37Mにも及ぶ長~~いパピルスに書かれた「死者の書」の一挙公開です。

音声ガイドを借りて、1時間半以上堪能いたしました。
若干、ネタバレ的なことも書いていますので、まっさらな気持ちで臨みたい人は、
鑑賞後お読みくださいね。

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エジプトでは、魂は不滅で、死者は甦ることができるという考え方でした。

肉体が滅び、人は冥界への旅に出ます。。
旅の栞・ガイドブック的なものが「死者の書」でした。
棺と一緒に埋葬されます。

旅には「丘」がいくつもあり、猛獣も待ち構えています。
そのために必要な「呪文」がぎっしり書かれているという、便利な書なのです。

最後には、「審判」を受けなくてはいけません。
生前どのように生きていたのか。自己申告したものを厳しく審判されます。

・人を傷つけなかった
・名誉を追求しなかった
・神々を憎まなかった
・計量をごまかなさかった

などなど38項目。すべてクリアにするのは困難な気がしますよ

心臓を天秤にかけます。NGだったら、心臓はワニの顔をし猛獣に食べられちゃいます!
(一番最初の写真の絵をご覧ください)

見事合格したら、楽園で生前と同じように、それ以上に楽しく暮らすことができます
同時に、「バー」という魂だけの存在になって、羽がついているので、どんな次元でも
自由に行き来することができるのです。

そうして永遠の魂を手に入れるのです。

・・・ってことは、
現世に甦るのではなく、死者の集う来世?の楽園に移動するってことかな。

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気になる絵葉書を3枚購入しました。

冥界の旅で越えるについて詳しい説明はないのです。
「死者の書」でも、上の中央から右のいくつかの四角いような図形が「丘」を意味していています。
謎めいて、激しく気になります

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さて、このふしぎ~な絵も気になっちゃいますよね。
この絵の意味は、ぜひ展覧会にいらっしゃってお確かめ下さいませ(笑)

死者の書の絵は、そんなに巧くなくて、誰かの落書きのようにも思えて
思わず心がなごみます


それにしても、
冥界ではいろんな困難がつきものだなんて、
今私たちが暮らしている、この3次元の世界が、冥界の旅のような気もしますね。
いくつもの丘や、猛獣とも戦ってきましたね。

そして、私たちこれからどうなっていくのでしょう。



★そうそう、この美術館はとっても寒いので、防寒具をお持ち下さい。
そして、22時まで開館、金曜日はなんと!23時半までというのが、嬉しいです。
森ビルさんどうもありがとう♡ 働く人の味方です。

上野の公立の美術館も、ぜひ見習ってほしいです♪
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by harumisan | 2012-08-30 13:03 | 映画・book・art

イヴ・サンローラン

久々に逢うフランス友達のR嬢と一緒に(やっぱり)フランス映画を観て来ました。
「イヴ・サンローラン」
最近フランス情報に疎くて、そういう映画があることも知りませんでした。

以前フランスのコレクションをたびたび訪れている知り合いが、
数あるメゾンのショーで一番素晴らしいのが「サンローラン!!」と言っていたのを
いまだに覚えています。興味深いです。

私のイメージのサンローランは、ちょっと怖そうなイメージ。
下の写真の 右側がベルジェ氏、左がサンローラン氏。

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この映画はドキュメンタリーです。
数々の映像を、50年間もの長い間、公私共にサンローランのパートナーであったピエール・ベルジェの
語りにより綴られます。

ベルジェは静かに淡々と、亡きパートナーの半生を語ります。
抑えられた愛を感じずにはいられなくて、何度も私は涙しました。

若い頃のサンローランは、壊れやすいガラス細工のような美青年。
晩年、その繊細さゆえ依存症になり神経を病んでしまいます。
私の怖そうなイメージは、その頃の彼だったのかもしれませんね。

事実は小説より奇なり・・・と申します。
真実の中にこそ、ドラマがある。と言い換えてもいいです。
ベルジェの抑えた口調の中に、数々のドラマを圧倒的に、壮絶に感じました。

大人のための素晴らしい作品でした。
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by harumisan | 2011-04-23 19:18 | 映画・book・art

シャルロット♪

日曜日の夕方に「シャルロット・ゲンズブール」のコンサートに行ってきました。
合唱orクラシック以外のコンサートなんて何年ぶりでしょう?
フランス友達のR嬢から誘われて初めて来日するなんて知りました。
5月くらいにBeckがプロデュースしたCD「IRM」が発売されたようです。
せっかくなので予習のために購入しました。
歯切れのいいリズム音だけど、どこか陽気でない(むしろ不吉な?)ロックになっています。
大人けだるい感じ。こういう音楽を聴くのも久しぶりだなー。
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シャルロットは、ご存じとは思いますが、フランスの女優で、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールの間に生まれたサラブレッド。
(昔、ジェーンのライブにも行き、席が前から3列目くらいで・・・むしろ困った記憶あり)
以前はフレンチロリータのカテゴリーでしたっけ。でももう彼女も38歳!立派な大人の年齢になっていました。

CDがバカ売れしているわけでもないし、最近ヒットした映画に出ているわけでもないから、
国際フォーラムのHALL-Aが果たして埋まるのでしょうか??
と、危惧していました。 でも、2階は確認していませんが1階は後の方までいっぱいの様子ですよ。
人気あるんですねー!!
ま、もっと小さい箱の方が雰囲気出るって思いますけどね。

すごく盛り上がったってわけではありませんが、
男性一人の客も多くて、静かに熱く萌えた~~♪って感じでしたね(笑)
時々、シャルロットが、「Tu va bien?」と呼びかけると、・・・
「うぃ~~!」って狂おしい声が聞こえてきましたもんね。あはは。

シャルロットはパリの香りを運んでくれたようで、かつてのパリ滞在の思い出がいっぱい蘇りました。
これから夜が長い季節、パリの夜は日本の夜とは違う。
オレンジ色の街灯がはかなくて、ずっと底知れない大人の空気感が漂います。
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フランスはその言語のせいか、音楽界は鎖国的な状態になってしまいます。
フランス内だけで盛り上がっている歌手や曲とかがあります。そういう世界にはまるのも楽しかったな。
さんざん足を運んだパリですが、また行きたくなっちゃいました。
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by harumisan | 2010-10-28 11:24 | 映画・book・art

明治座デビュー♪

かつてこの近辺で働いていたので、いつかは!って思っていました。
日曜日に明治座デビューしてきました。
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演目は「大奥」です。
ヨガ友達の女優さんが出演されているのです。
最近はバラエティでもよく見かけます。

いやいや、堪能させていただきました!!満員御礼でした。
脚本やステージ構成も練り込まれていて、全然飽きません。
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途中で30分ほどの休憩が2度あって、
この隙にご飯をいただきます。

食堂でも予約制でいただけるのですが、・・・30分じゃねーー。
と、私たちはこういうお弁当を購入。 銀ムツ西京漬け弁当です。
ごくフツーの出で立ちですが、やけに美味しかったです。

食後でも緊迫感が常にあって眠くなりませんでした。さすがです。

ロビーにはおみやげ屋がたくさんあって、イベント感盛り上がります。
チケット代を払いに楽屋におじゃまして、
(明治座では楽屋の立ち入りも受付てくれて制度化されています)
ラウンジで「クリームみつ豆」を食して帰りました。

日曜だったので大好きな人形町もお休みが多くて残念でした。
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by harumisan | 2010-06-17 17:59 | 映画・book・art

マイケル永遠に

えぇ~~~。観ましたとも。
This is it
絶対に観ると決めていました。

評判とってもいいみたいですね。
そんな噂を聞いたのか会社でもファンになった人続出。

スタジオで練習中にアカペラで歌い出す
ヒューマン・ネーチャー
素敵でした。

マイケルは音の響きを考えて、
シューミン・ネーチャー
と、発語するそうです。マイケルのこだわりかな。

マイケルの映画であるとともに
マイケルとともに夢を実現させようとしているスタッフの話


金髪の女性ギタリストかっこいいね。
black&white でマイケルと絡む場面。

もっと高い音を出して! ここは君が輝くところなんだ!
・・・僕がそばにいるから。

天使だっ・・・・!!

終わった後、これで最後かと思うと切なくてたまらなかった。
でも、マイケルは天使になっていつもそばにいてくれるんだね。

なんたって、マイケル=ミカエル ですもんね。

楽しいとき、困ったとき、悲しいときも マイケルがそばにいてくれるね。
きっと。
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by harumisan | 2009-11-13 16:56 | 映画・book・art

ノルウェイの森 読了

お昼ご飯の友に、短い通勤の友に、寝る前のわずかな時間に、
とうとう読み終えました。今の私の心境にぴったりだったんで寂しい気分。

あぁ~こんな話だったのね。

ワタナベ君が思いを寄せる直子が療養所と一緒に暮らすレイコさんという人物が登場します。40才くらいのその女性はシワが多いのだけど、そのシワがとても魅力的だと書かれています。21年前も印象強いフレーズでした。
シワが魅力的だなんて素敵な表現ね。

彼らは直子を無くした後、セックスをします。
21年前はそれが理解できなかった。欲望や愛の表現としてではないのだ。
今だって理解しているわけでもないけど、”あぁ、そんなのも有りかな?”程度で。
彼らの新しいステップとしての儀式のようなものかなと理解している。


今回、印象的だった箇所は下のふたつです。

療養所で、ワタナベ君とレイコさんとの会話

「でもあなたは素直な人よね。私、それ見てればわかるわ。
私はここに七年いていろんな人が行ったり来たりするのを見てたからわかるのよ。
うまく心を開ける人と開けない人の違いがね。
あなたは開ける人よ。
正確に言えば、開こうと思えば開ける人よね


開くとどうなるんですか?

レイコさんは煙草をくわえたまま楽しそうにテーブルの上で手をあわせた。
回復するのよ
と彼女は言った。煙草の灰がテーブルの上に落ちたが気にもしなかった。


なるほど。
やたらと煙草を吸うシーンが出てくるのに、時代を感じます。
村上さんはアメリカナイズされた人なので風俗に時代を感じないのですが、
最近煙草を吸う人が少なくなりましたからね。

もうひとつは、
同じ寮に住む一癖あるエリート東大生とワタナベ君の最後の会話。

「ま、幸せになれよ。いろいろありそうだけど、おまえも相当に頑固だから何とかうまくやれると思うよ。
ひとつ忠告してもいいかな、俺から」

「いいですよ」

自分に同情するな」と彼は言った。
「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」

「覚えておきましょう」と僕は言った。
そして我々は握手をして別れた。彼は新しい世界へ、僕は自分のぬかるみへと戻っていった」


後日、ワタナベ君は「自分に同情するな」を実感することになります。
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by harumisan | 2008-10-11 21:11 | 映画・book・art

ノルウェイの森

再読しています。
近々映画化されるっていう記事を読んで、また読みたくなりました。
トラン・アン・ユンというベトナム(出身?)の監督の手になります。
「青いパパイヤの香り」や「シクロ」はお気に入りだったな。
切ないような抑えた作風が村上さんにはぴったりだと思う。

キムタクが出演するかもっていうのは、安易すぎてがっかりだけど。
いい俳優はもっといっぱいいると思うよ。
むしろ無名の俳優を発掘して欲しかった。

発刊は21年前!!
ふぅ~~。その頃私、何していたかな?

確か本棚の奥に赤と緑のハードカバーがあったと思ったけど、なかった。
いつかブックオフにでも売ってしまったのかも?
仕方がないので、会社の近所の本屋で文庫版を再購入。
文庫って持ち歩けて便利よね。

まだ上巻の1/3しか読んでないので、感想はさほど書けないです。
読み始めて、ああそうだった。と思い出すものの覚えてはいないね。さすがに。

村上作品によくあるような喪失感、静寂さ、切なさ、に満ちてる。
心に何かを抱えてしまっている登場人物が出てくる。
それから自由で気ままに振る舞う人物もたびたび出てくる。

個人的には、発散&表現型なので、前者のことがよく理解できない。
どっちかというと、私が役を得るとしたら後者ね。

でも、世の中にはいろんな人がいて、人生で振り分けられた役を演じたりしてるんだよね。
両者は理解しあえないのかな?
(と、だんだん小説から話がそれてきました・・)

会社でランチの友を無くしてしまって、今は「ノルウェイの森」がランチの友。
もっと寂しいかなと思ったら、自由に好きな場所に行けて、気ままで、
楽しんでしまっているんだな。これが。

そうなの。
不思議にもやもやした霧が晴れてしまっているの。
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by harumisan | 2008-10-02 22:53 | 映画・book・art

映画に感情移入

映画版「SEX&THE CITY」を観ました。
六本木ヒルズで・・っていうのがらしいでしょう?

WOWOWでリアルタイムで毎週観てたせいか、彼女ら4人が他人とは思えないのです。
私もあの中の5人目の仲間のような気がしちゃう。
だって、みんなの恋愛遍歴とか全部知っちゃってるんだもん。

ネタバレするから映画の内容は言えないけど、
ショックな事があると、心にナイフを差し込まれたように、苦しくてたまらないし、
嬉しいことがあると、心が震えて泣き出したくなっちゃうほど。
映画を観ている間中、切ない気分でいっぱいだった。

たぶん、ファンの人たちは私と同じように感じるでしょうね。
一緒に観たR嬢は数作品しか観てないらしく、私ほど感情移入はできなかったらしい。

いろいろな出来事満載だけど、元気になる映画でした。

彼女らも40代(サマンサは50才になるけど)。
最近は40代がクローズアップされてますよね。
皆さん!素敵な40代を迎えましょうね!!
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by harumisan | 2008-09-23 22:05 | 映画・book・art

パリのアメリカ人

ちょっと前の金曜日にフランス好き友達のR嬢と映画を観ました。
やっぱり、フランス映画かな。
恵比寿のガーデンシネマでやっている「2Days in Paris」
監督であり、主演女優であるジュリーデルピーはずっとアメリカに住んでいるので
フランス映画って言っていいのかわかんないけど。

絵柄的にも似ていて、そんな風な感じかな?と、紛らわしく新鮮さを感じてなかった。
でも全然違います。けたたましいパリジェンヌがおかしくも可愛い作品でした。

イーサンホークとの作品は二つめは観てはないけど、
なんとなく退屈でかゆい感じがしてました。

アメリカ人の彼氏を自分の生まれたパリに連れて来るというお話。
ただそれだけのお話。
アメリカ人の彼は、ちょっと前のどんくさい日本人にも似ていて、妙に感情移入できる。
パリという自由でしゃれた街に全然とけ込めないのだ。
あまりに自分の固定観念にがんじがらめになっていて、滑稽だわ。
ちょっとデフォルメはし過ぎだと思うけど。

あの2人はアメリカに戻ったら別れるって思う。絶対!
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ベルナールのたぶんヴィンテージワンピースが可愛いわ。
友人宅のパーティに出かけるときに着てます。
うまく着こなさないと単なるお金持ちのオバサンになっちゃうよね。

ジュリーデルピーは以前から大好きです。
でも、金髪美人って肌が乾燥しやすいのか、早く老ける感じがいたしますね。
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by harumisan | 2008-06-15 21:56 | 映画・book・art
朝から昼は晴れ間も見えたのに、夕方雨が降ってきたよ~。
傘持っていないし、ベランダに洗濯物を干してきちゃったよ。
(週末しか洗濯できないじゃないの!)
そんな土曜日の夕方に、「東山魁夷展」をHさんと東京国立近代美術館に観に行きました。

「東山魁夷」ってとっても有名ですよね。99年に亡くなったばかりの日本画の巨匠。
カレンダー等で簡単によく見かけるせいか、正直侮っていました。すみません!
大作が多いせいもあって圧巻!
独特の色遣いと、無駄のない構図・・・素晴らしかったです。
さすがに巨匠ですね。恐れ入りました。

お気に入りの作品数枚のポストカードを購入しました。
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素晴らしい日本画を鑑賞した後の悩ましい問題は・・・・
どこでご飯を食べるか・・ですよね(笑) 当然。

最初の予定では、神保町あたりにぶらぶら繰り出してみようかな。と思っていたのですが、
ぱらぱらの雨、傘持ってないし・・。
毎日新聞のビルの地下のレストラン街かしら?

ところが、東京国立近代美術館の中に感じのいいレストランを発見~!
フレンチ風で、天井が高くて、白い布のテーブル&椅子カバーが爽やかなお店です。
今宵の食事処に決定です。
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携帯しか持っていず、こ~んな暗いお店の入り口写真でごめんなさい。

本当は(晴れた昼間など)こんな感じなんですよ。
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(お店のHPからお借りしました)
お店の名前は「クイーンアリス・アクア」!そうです。クイーンアリス系列なのでした。

いい天気の時はテラスも素敵だな~。
窓際には横並びの2人席があります。 いっぱい空いていたのだけど私たちは案内されなかった。もしかして予約でいっぱいだったのかも?
ま、そのラブシートはカップルばかりだったし、こちら女2人ではお邪魔ですよねぇ。

ちょっと長くなる予定なので(2)に続きます。
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by harumisan | 2008-04-20 14:05 | 映画・book・art

自由人になりました♪毎日楽しく暮らしています。


by harumisan