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唇はだめ!! pas sur la bouche

「巴里の恋愛協奏曲」  2003年フランス映画

唇はだめ!! pas sur la bouche_b0007421_1516344.jpg監督は、アラン・レネおじ~ちゃんです。
40年前の難解でスタイリッシュな”去年マリエンバードで”が超有名!最近は、コメディ&ミュージカルに傾倒しているみたいです。コメディは大好きなので、welcomeですよ。お気に入りの前作「恋するシャンソン」からもう何年も経っています。
お待ち申し上げておりましたわ!!それから、撮影は映画マニアなら狂喜するレナート・ベルタ氏!!(あ~!満月の夜!!)

「アメリ」のオドレイ・トトゥちゃんも、主役級の端役で出演。(可愛い!)それから、アメリが働くカフェのタバコ売りの女性も出演しています。

お話は、同名の1920年代のオペレッタの映画化です。
その時代といえば、戦前の華やかなりし頃でございます。
アールデコの衣装にインテリア!中でも、女性のドレスが素敵~!で、てろてろしたシルクのウエストを締めないデザイン。もしも、私がフランス人なら、着物ではなくて、(もちろんですが)この時代のドレスに魅了されたかも。(要するに自分をきらびやかに着飾りたいだけなのさぁ!)
その時代は、今以上に貧富の差が激しかったはずなので、多くの下々の者は質素な服を着ていただろうことを忘れてはなりませんわよ。

「オンナは初めてのオトコに一生尽くすものなのさ!」
という能天気な事業家の夫の考えを中心に、繰り広げられる恋愛のドタバタ・ミュージカル・コメディになっています。まぁ~その考えは・・今となっては時代錯誤ですが。
出演人物が、おじちゃま&おばちゃまばかりなのが、フランス映画の嬉しいところでして(笑)
オドレイちゃんは若いけど、端役に近いし、それより、主役のもて役サビーヌ・アゼマが、(なんと1949年生まれです!)美しい!!

こんなところが、私のフランス好きたる所以というわけなんですな~♪
オンナとワインは古いほどいい。って言って♪


ランベール・ウィルソン(昔は美青年だったね。今でも素敵ですが☆)が
アメリカ人の役、ひどい英語なまりのフランス語をしゃべっておかしい。大げさ?でも、パリの語学学校にいたアメリカ人(スーザンなのにフランス風にシュザンヌと呼ばれていた。あは)も同じような発音だったよぉ~。フランス語に通じた人のほうが見て(聞いて)楽しい映画だと思うね。うん。
by harumisan | 2005-01-16 15:54 | 映画・book・art

自由人になりました♪毎日楽しく暮らしています。


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